こんにちはTOSHIZO(トシゾー)です。
このブログでは広告代理店を卒業して、フリーランスとして活動する私が、ビジネス情報を発信しています。
今回の記事では
Googleって何をしているの?
Googleのサービスは知ってるけど、何で稼いでいるの?
今後どんな展開を考えているの?
という疑問にお答えします。
という方に特におすすめの内容になっています。
就職活動や実務を行っている方は、知っておいた方がいい内容になっていますし、社会人の方、投資先として考えている方も使える情報になっており、気軽に読んでいただける内容になっていますので、さっそく読み始めてみましょう!
過去の記事で、Googleが注目される理由や、競争戦略まで、GAFA各社含めて紹介しているので、あわせてご覧ください!
Google(グーグル)とは?
米国のメガテック企業の総称「GAFA(ガーファ)」にも含まれる、グローバル巨大企業です。
CEOはインド出身のスンダー・ピチャイです。
この記事をみている人で、企業名を名前を知らないという人は、いないと思います、、、w
ですがGoogleがどんな事業内容で、どれだけのサービスを行っており、どんなビジネスモデルで収益をあげているのかまで、話せる人は少ないのではないでしょうか?
実際に調べてみると、私も全然知らないサービスだらけでした、、、w
ビジネスモデルを紹介する上で、事業内容やサービスについても簡単に紹介し、よりわかりやすく解説していきたいと思います!
事業内容
Googleの主な事業についてご紹介します。
行っている事業は多岐にわたりますが、売上の約8割は広告収益が占めています。
- 検索エンジン
Googleが開発したWEBブラウザ「Google Chrome」は、言わずと知れた世界シェアNo.1の検索エンジンです。
日本国内のPC検索でも、約80%がGoogle、約15%Yahooとなっています。
国内外共に圧倒的なシェアを誇っています。 - オンライン広告
Googleの検索画面や、You Tubeで流れる広告はGoogleの収益になっています。
広告業界や企業のマーケティング担当をしていないと、イメージがしづらいかも知れませんが、Googleのサービス内で見る広告は企業がGoogleに対してお金を払って掲出をしています。
You TubeもGoogleが持つ媒体ですが、ユーチューバーが稼いでいるのも、自分が持つチャンネルで流れた広告のGoogle得た広告収益の一部が、支払われているからです。
ユーチューバーの収益が出たりした時に、何億という数字をみて驚くことがあるかと思いますが、あくまでそれもGoogleが支払っている広告収益のほんの一部分であると考えると、いかにGoogleが強いサービスを提供しているかと考えさせられますよね、、、! - クラウド
クラウドと聞いて、ざっくりとイメージできると思いますが、一言でいうと「インフラやソフトウェアを持たずに、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」です。
PCやスマホ内の容量が足りなくなった際に、月々数百円支払って、○○GB分のメモリーも購入しそこにデータをアップすることで、デバイスの容量を空けるという使い方をしている人も多いのではないでしょうか?
デバイスやインターネットサービスの進化によって、データ通信量が増えていく中で、今後需要が増えてくると考えられています。
同じクラウドサービスとしては、Amazonが提供しているAWSや、Appleが提供しているiCloud等があります。 - ソフトウェア
Gmail、Google Map、Googleカレンダー、Android(アンドロイド)等多くのソフトウェアを展開しています。
次の「サービス内容」で一覧を載せているので、確認してみてください。 - ハードウェア
Google Pixel(ピクセル)は、北米でのシェアは3%とまだまだ低いですが、シェア年間成長率は380%!とAppleの20%と比較しても、圧倒的に成長しています。
サービス内容
Googleが展開しているサービスの一覧を、ご確認ください。
これらの幅広いプロダクトがほぼ無料で使えるという点が、次の「ビジネスモデル」でも説明するGoogleの戦略です。
ビジネスモデル
Googleの売上は広告収益で成り立っていますが、それがなぜ実現できているかを紹介していきます。
- モバイルファーストからAIへのシフト
検索サービスによって創業されてたGoogleは、世界中の情報を誰もがアクセスできるよう整理し、広告ビジネスを展開することをミッションに成長してきました。
これまで、Google Chrome OSや、Androidを提供することで、ユーザーの指示を得てきました。
それにより、いつでもGoogleが整理した情報にアクセスできるという顧客体験の向上につながってきました。
さらなる快適な世界の実現を行う上で、Googleが目をつけているのは、AIによる「自動運転」「スマートシティ」の実現です。
自動運転によって、ユーザーが自由に使える時間が広がったり、AIのアシストによって、日々の生活からエンターテイメントまでサポートされたスマートシティの実現を目指しています。 - 無料戦略によるシェア拡大
2020年、世界スマホOSの72%はAndroidが独占しています。
AppleのiOSがある中、ここまでのシェアがとれている理由は、GoogleがAndroidを無償提供しているからです。
つまり、OSのライセンス料金がかからないため、無料で関連アプリを開発でき、各社が参入しやすく、サービスの幅と質が急速に更新されているということです!
この無料戦略により、Androidユーザーが増え、Googleが提供しているサービス(検索エンジン、地図、動画配信等)の利用者を増やすことで、広告収益増加につなげてきました。 - 脱広告依存
売上の8割を占める広告収益ですが、Facebook(フェイスブック)を始めとしたSNSの台頭により、広告事業の成長が鈍化してきました。
一方、You Tubeの成長は大きく、「You Tube Premium(ユーチューブプレミアム)」「You Tube Music」「You Tube TV」の有料サブスクリプションは好調に増加しています。
また、クラウドサービスの伸びも好調です。
今後は、You Tube、クラウドに次ぐ事業を成長させることで、広告に依存した収益構造から進化していくと考えられます。
まとめ
以上、Googleのビジネスモデルについて、一気に解説していきました!
今後、インターネット、テクノロジー、広告関連の話題が出た際に、少しでもイメージが湧いていただけると嬉しいです。
今後も企業、ビジネス、広告関連の解説を行って行きますので、よろしくお願いします!
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